アンファー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:三山 熊裕 以下「アンファー」)は、開発途上国で発生している、肺炎・下痢・マラリアといった感染症の問題を少しでも改善するため、また、「予防医学」というアンファーの考えをより多くの国・人に届けるために「SAVE SOAPプロジェクト」を立ち上げ、2017年10月11日より始動しました。
ひとつ買えば、ひとつ届く「SAVE SOAPプロジェクト」は、感染症などに悩むカンボジアの衛生環境を改善することを目的に、感染症を予防※1する石けんを届けるプロジェクトです。同社は、2018年1月からカンボジアへ石けんを届け、石けんを懸け橋として「予防医学」の普及に尽力したいとしています。


アンファーの考える「予防医学」は、「商品やサービスでお客様のミライをよりポジティブなものに変えていく」こと。同社はこれまで、予防医学に基づいた視点で「美」と「健康」を研究し、医師と共同で「スカルプD」シリーズをはじめとする様々な商品を開発してきました。
今年10月8日に30周年を迎えるタイミングで、これまで培ってきた研究・知見を活かし、日本国内のみならず、世界に向けて「予防医学」に基づいた商品を開発し、提供したいという思いから、「SAVE SOAPプロジェクト」の実施を決定しました。
現在、衛生環境の整っていない開発途上国において、肺炎・下痢・マラリアの3つの感染症による、5歳未満児の死亡率は33%※1です。また、カンボジアの感染症による死亡率は25.2%※2です。そこで、同社は感染症を“予防”することに注目。天然アロマ成分を含み、100%天然由来の洗浄成分を配合した感染症を予防する※3石けん「スカルプD SAVE SOAP オールインワン石けん」を開発しました。同社はこの石けんで、手洗い・全身洗いを通じ、カンボジアの子どもたちに「予防」の大切さを伝え、子どもたちの“ミライ”へと繋げたいとしています。

※1 洗浄行為による 
※2 出典:UNICEF 2013年    
※3 出典:Institute of Health Metrics and Evaluation「Global Burden of Disease Study 2015」  

【「SAVE SOAPプロジェクト」の仕組み】

「SAVE SOAPプロジェクト」は、ひとつ購入するごとに、石けん(SAVE SOAP)がひとつカンボジアの子どもたちに届く活動です。同活動には、石けん単品または、シャンプーと石けんのセット(5種)を購入することで、誰でも参加できます。
カンボジアには、くまのシールが入った「子どもたちが楽しく使える」石けんが届きます。

なお、「SAVE SOAPプロジェクト」は、公益社団法人日本フィランソロピー協会と特定非営利活動法人シェア=国際保健協力市民の会の協力のもと実施します。プロジェクト始動に先駆け、2017年8月にアンファー社員がカンボジア(プレイベン)を訪問。現地では、シェア=国際保健協力市民の会の活動に参加しました。そこで、石けんを実際に使用し、手洗い・全身洗いの大切さを伝えました。その様子はアンファーの企業サイト(http://www.angfa.jp/csr/)で紹介しています。2018年1月からの石けん配布も、シェア=国際保健協力市民の会協力のもと実施します。

【SAVE SOAPの商品詳細・特長】

天然アロマ成分を含む、100%天然由来の洗浄成分配合感染症※を予防する石けん ※洗浄行為による

スカルプD SAVE SOAP オールインワン石けん 

金額:800円(税込) / 容量:55g / 
香料:フレッシュウッディの香り


<セット詳細>
シャンプーと一緒に「SAVE SOAP」を試せるセットです。
男性用シャンプー3種、女性用シャンプーを2種、計5セット。
セット金額:4,400円(税込)

point1 全身洗えるオールインワン石けん
再生可能な植物原料から誘導された100%バイオペーストなアロマケミカルで、レモンユーカリ精油中に含まれる、「メンタンジオール※」を配合。虫が多く発生する温暖な気候の場所でも、手・顔・全身の汚れをサッパリと落とします。 ※:香気成分

point2  安心安全のこだわり
天然成分※1使用で無添加※2の安心・安全にこだわった枠練透明石けん。古代ローマ時代から愛用されてきた天然成分のヤシ油由来の石けんです。高い洗浄性を持ちながら、クリーミーな泡立ちで肌の皮脂を取りすぎず、しっとりなめらかな洗い上がりを実現しました。
※1:カリ含有石ケン素地・スクロース(保湿)・グリセリン(保湿)・ソルビトール(保湿)
※2:着色料・パラベン・石油系界面活性剤・鉱物油

point3  環境へのこだわり
環境を考慮し、廃液を出さない製造方法を採用したり、リサイクル材料を使用した森林認証取得のパッケージとなっています。

<参考>

【視察レポート】
「SAVE SOAPプロジェクト」始動に先駆け、2017年8月26日~31日にカンボジア王国プレイベン州を訪問しました。現地では、「SAVE SOAPプロジェクト」への協力団体「特定非営利活動法人シェア=国際保健協力市民の会」が、2008年から行っている「乳幼児健診」「離乳食教室」の様子を見学しました。さらに、今回は特別に手洗いと全身洗いの啓発と、SAVE SOAPの配布を実施いたしました。
※2018年からの寄付開始の際も、今回同様「手洗い・全身洗いの啓発」とSAVE SOAP配布をシェア=国際保健協力市民の会協力のもと、実施いたします。

<活動内容1>乳幼児健診
保健センターや保健ボランティアが中心となり、保健教育・体重測定、診察・予防接種を実施。
栄養や下痢による感染症、蚊を媒介とする感染症など、衛生に関しての健康教育を見学。

<活動内容2>離乳食教室
自治体の女性子ども委員会担当官とともに、主に6か月から1歳までの子どもを対象に、栄養改善のための教室を開催。地域で手に入る食材を使い、月齢に応じた取り分け離乳食のレシピを用いて栄養のある食事をとることの重要性を伝えることが目的。

<活動内容3>手洗い・全身洗いの啓発
SAVE SOAPを使い、手洗い・全身洗いの重要性と商品を紹介。子どもたちには歌とともに、手洗いの方法を教えた後に、各家庭にSAVE SOAPを配布しました。

<現地の声(親たち)>
■ 子供の健康への意識
・いつも清潔にして、お風呂にはいったら服を着せるようにすることで子供たちが病気にならないように気を付けています。

■手洗い・全身洗いの啓蒙についての感想
・今日の石けんの使い方を聞いて、知らないことがいっぱいあったから勉強になった。ゴハンの前とトイレの後は手を洗うようにしようと思う。
・子どもたちに毎日手を洗うように言います。

■石けんへの感想
・やわらかくてすごくいい匂いがする。クマのシールが入っていると聞いて 子どもたちが手を洗いたくなると思う。

<現地の声(子供たち)>
■石けんへの感想
・とってもいい匂いがする。
・クマさんが中に入ってる!
・おいしそうで食べたくなっちゃう。

■その他
・トイレに行ったら手を洗います。
・勉強するのが好きです。
・水浴びはとっても気持ちいい。
・学校でも手を洗いなさいって言われるし歌も習ったよ。

【カンボジア王国の健康状態ついて】
母子健康状態:カンボジアの保健状況は、長い内戦の影響による保健医療施設の不整備、保健医療人材の不足、公務員の待遇の低さに起因する不十分な公的保健サービス、また一般的な栄養状態や衛生環境の悪さ、住民の保健衛生に関する知識不足などから、近隣諸国と比較しても、まだ厳しい状況にあります。持続可能な開発目標( Sustainable Development Goals:SDGs )でも、保健分野における数値目標が掲げられ、保健状況の改善のため、政府及び援助機関によってさまざまな取り組みがなされています。

【協力団体について】
特定非営利活動法人シェア=国際保健協力市民の会http://share.or.jp/
シェアは、健康で平和な世界を全ての人とわかちあうために、1983年に結成された国際保健NGOです。ふだんから現地で活動を行うシェアの母子保健サービスの一環として、手洗い・全身洗いの啓発を行うとともに、乳幼児のいる家庭にSAVE SOAPを配布にご協力いただいています。

公益社団法人日本フィランソロピー協会http://www.philanthropy.or.jp/
日本フィランソロピー協会は、一人ひとりの社会参加・社会貢献を支援し、自由闊達で健全な民主主義社会を目指して活動する公益法人です。市民、団体、企業の社会貢献活動の啓発・啓蒙、勉強会・能力開発等を通した様々な組織における社会貢献の推進を支援する活動を行っています。

アンファー株式会社について

アンファー株式会社は、1987年に会社設立。2017年10月に30周年を迎えます。「予防医学」をタグラインに掲げ、“「いつまでも  美しく、健やかに生きる」というエイジングケア・ライフスタイルの実現を支援すること。”という企業理念のもと、すべての人々に本当の「美」と「健康」の提供を目指すトータルエイジングケア・カンパニーです。多くの医師や臨床機関・研究機関との密接なリレーションを 構築しながら、「スカルプD」シリーズをはじめ、化粧品、医薬品や宅配冷凍ジュース等、様々なエイジングケア商品・サービスの企画・研究開発および販売を行っております。