日本財団パラリンピックサポートセンター(以下、パラサポ)は、パラサポスペシャルサポーターを務める稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんによるパラスポーツ応援チャリティーソング『雨あがりのステップ』(「新しい地図」)の売上金額の確定を受け、7月8日、パラスポーツ専用体育館「日本財団パラアリーナ」にて贈呈式を開催、寄付金の使途を発表しました。

『雨あがりのステップ』は、Warner Music Japanと作曲家・菅野よう子氏、作詞家・麻生哲朗氏らの 賛同の元で書き下ろされたオリジナル楽曲で、今年3月に開催されたパラスポーツの普及を目的としたイベント「パラ駅伝in TOKYO 2018」にて初めて披露されました。3月19日から6月30日までのチャリティー販売期間中の売上金額の全額がパラスポーツ支援のため寄付され、同期間中の総ダウンロード数は99,594DL、 売上総額23,006,214円にのぼりました。
贈呈式には、パラリンピック競技団体の関係者やパラアスリート約50名が参加。 国際パラリンピック委員会(以下、IPC)アンドリュー・パーソンズ(Andrew Parsons)会長、日本財団パラリンピックサポートセンター会長 山脇康、日本ブラインドサッカー協会の松崎英吾事務局長、 選手代表としてリオ2016パラリンピック競技大会で銀メダルを獲得したボッチャで主将として活躍した 杉村英孝選手らが登壇し、パラサポスペシャルサポーターの3人から目録が贈呈されました。
同寄付金はパラサポを通じて、6万ユーロ(約780万円*)が国際パラリンピック委員会公認のパラリンピック教材の世界各国への普及活動を行うアギトス財団へ、約1,520万円が国内のパラスポーツ 普及支援を目的に、パラリンピック競技団体の実施する大会・イベント観戦拡大に寄与する事業への支援金に充てられます。
* 1ユーロ=129.86円(2018/7/7時点)


式典の中で、IPCのパーソンズ会長が、稲垣さん、草彅さん、香取さんへ、“東京2020パラリンピック 競技大会に向けての国際パラリンピック委員会特別親善大使(International Paralympic Committee (IPC) Special Ambassador toward Tokyo 2020 Paralympic Games)“を要請、3人は笑顔で快諾しました。
要請を受けた3名はそれぞれ、 「今の想いと変わらず、このまま突き進みたいと思います」(香取さん) 「本当にとても光栄なことですし、僕らができることで盛り上げていきたいですし、頑張りたいです」 (草彅さん) 「2人と気持ちは一緒なんですけど、本当にパラリンピック、パラスポーツの選手たちに逆に力をいた だいたりっていうのが一番でもあるので、僕らができることをがんばりたいなと思います。大使という のは本当に光栄なことなので、僕もまだ驚いているんですけど、自分たちにできることを全力でさせていただいて、さらなる今後のパラリンピックの発展と普及を目指して、三人で心ひとつにして頑張って いきたいと思います」(稲垣さん)とコメントしました。
式典終了後には、稲垣さん、草彅さん、香取さんの3人が青チーム、パーソンズIPC会長、パラサポ会長の山脇、杉村選手が赤チームに分かれ、東京2020パラリンピック競技大会で正式競技となっているボッチャ対戦を実現。日本ボッチャ協会日本代表ヘッドコーチの村上氏らの指導のもと、まずは杉村選手による デモンストレーションが行われ、ボッチャの奥深いおもしろさを観戦するとともに、杉村選手の正確なショットを堪能しました。続く青・赤チームでの対戦では、一投するたびに贈呈式に参加したパラリンピック競技団体関係者やパラアスリート から歓声が上がりました。



寄付贈呈式登壇者

各登壇者のコメント及びチャリティー寄付金活用先についての詳細は、パラサポ公式サイトに掲載のリリースを参照ください。→ http://bit.ly/2NAtse3

日本財団パラリンピックサポートセンター会長

稲垣吾郎さん

草彅剛さん

香取慎吾さん

国際パラリンピック委員会アンドリュー・パーソンズ(Andrew Parsons)会長

左):日本ブラインドサッカー協会 松崎英吾事務局長 右)リオ2016パラリンピック競技大会銀メダリスト 杉村英孝選手