香港政府観光局(日本支局:東京都千代田区、日本局長:堀和典)は、香取慎吾さんによる初のストリート・アート作品のメイキングシーンを含むプロモーション映像「#香港慎吾アート」を、公開しました。
香取さんは、今年3月、「香港アートマンス」のプロジェクトとして、香港の中環(セントラル)に、アート作品を制作しました。映像は、「香港慎吾アート」が出来上がるプロセスと香港の街の光景が一体化するように構成され、香取さんとアートの街の新しい魅力をリアルに描いています。


PV映像URL: https://youtu.be/UbA2uZjB2U4  
香港政府観光局特設ページ:http://www.discoverhongkong.com/jp/promotions/agaru/trend/vol17.html

「#香港慎吾アート」プロジェクトについて

毎年3月、香港では、「香港アートマンス」として、「アート・バーゼル香港」をはじめ多くのイベントが開催されています。香取さん初のストリート・アートは、今年の「香港アートマンス」開催中、香港島の世界で最も長いエスカレーター「ミッド・レベル・エスカレーター」の壁面に描かれました。人通りが多い中心部だったために、パーティションで覆われた限られた空間の中、3月24日~27日深夜から早朝にかけての計18時間という限られた時間で、制作は行われました。映像は、高4.5m、幅6m以上ある壁に、フリーハンドで大胆に描いていくアーティスト香取さんの躍動と、香港の街が一体化するように展開していきます。
同プロジェクトは、2017年にテレビの撮影で、ストリート・アートが盛んな「オールド・タウン・セントラル」エリアを香取さんが訪問したことをきっかけに、香港政府観光局が制作を依頼し、実現しました。

作品「大きなお口の龍の子(大口龍仔)」について

香取さんは、映画の撮影で訪れた20年前より、香港では、広東語で「大口仔(大きなお口の男の子)」という愛称で親しまれてきたことから、20年後に、龍になって香港に戻ってきた、という意味を込めてこの絵を描きました。
香港をイメージして、モチーフに選んだ龍は、風水上、パワーがある、運気があがることとして知られています。作品には、龍のほか、香港の夜景や東京タワーをはじめとした多様なモチーフが、香港と日本が繋がっているイメージで大胆かつ細やかに描かれました。作品そのものがSNS映えをするだけではなく、作品の前で撮影した写真をSNSでシェアして多くの方に作品を知って欲しいという願いから、「#香港慎吾アート」「#hkshingoart」の2つのハッシュタグもモチーフとして描かれています。

オールド・タウン・セントラル

香港政府観光局では、香港島中環から上環(ションワン)を中心とした、東洋と西洋、レトロとモダンの文化が交わる一帯を「オールド・タウン・セントラル」(OTC)とし、街歩きの楽しみ方を紹介しています。OTCには、英国統治時代に造られた路地や建物が多く残されているだけではなく、近年は、壁に描かれたストリート・アートが、写真映えスポットとして世界の旅行者やインスタグラマーの人気を集めています。