楽天トラベルは60歳以上の利用者を対象とした「シニアに人気の温泉地」を発表しました。その結果、日本中の温泉地の中から佐賀県・嬉野温泉が昨年に引き続き2年連続で日本一に輝きました。
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「シニアに人気の温泉地」日本一

嬉野温泉がシニアに人気の要因は複数ありますが、大きな要因として「温泉街の多くの施設で取り組む、ハード・ソフト両面からのバリアフリー化」が挙げられます。

■ハードのバリアフリー化
嬉野温泉エリアには車いすのまま宿泊ができるバリアフリーの旅館・ホテルが12軒存在し、利用者の好みや予算で宿泊先を選ぶ事ができます。また、街なかの足湯が車いすのまま利用できたり、商店街にはバリアフリー化された商店があったりと街あるきがしやすいのも魅力です。

■ソフトのバリアフリー化
上記のバリアフリー情報は、佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター(http://uresino.net/)に問い合わせれば入手可能。旅行者と宿泊施設のマッチングや、温泉入浴困難者には「入浴介助ヘルパー派遣の仲介」を行うなど、適切な情報提供を行っています。

日本三大美肌の湯 嬉野温泉

嬉野(うれしの)温泉の歴史は古く、肥前国風土記(712年)に「東の辺に湯の泉ありて能く、人の病を癒す」と記されています。また、地名の由来はユニークで、その昔神功皇后が戦いの帰りにこの地に立ち寄り、川中に温泉が湧いているのを発見。その湯が負傷した兵士の傷を癒したのを喜んで「あな、うれしの」といったことからこの地名がついたとか。
嬉野は江戸時代には長崎街道の宿場町として栄え、文政9(1826)年にはシーボルトも訪れたそうです。伝統ある大旅館も立ち並び、風情と歴史を感じさせる温泉街です。
温泉は、温度85~90度、泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉、リューマチや神経痛、胃腸病に効くと評判です。湯ざわりもなめらかで、一度、その湯ざわりを味わうと、嬉野から離れなくなると言われるほど。湯あがりには、嬉野温泉特産のとろけるような温泉湯豆腐がおすすめです。

一般社団法人 佐賀県観光連盟 http://www.asobo-saga.jp/

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